チューブハウス
  • 所在地:関東(東京外)
  • 延床面積:170.24㎡
  • 住宅
  • 2005年

視覚的に連続したチューブ空間。チューブ内外、上下に展開するアクティビティ

ゆっくりと隠居生活が送れる家が欲しいという施主の要望による「終の住居」の計画である。全てバリアフリーで計画されたこの建物は、寝室以外は可動間仕切りによるワンルームで計画されている。視覚的に連続したチューブ状のワンルーム空間は、プライベートからパブリックに向かって天井高さが高くなっていき、様々な高さから光を取り込むことで、刻々と表情を変える空間としている。足の良くない施主にとって1日家にいても飽きることがないよう配慮した。この空間で施主が四季折々どんなことに想いをはせるのか、と考えると今から完成が待ち遠しい。