柴又の家
  • 所在地:東京
  • 延床面積:109.43㎡
  • 住宅
  • 2010年

世帯間に存在する無の空間

下町の2世帯住宅の計画である。1階には親世帯、3階にはまだ子どものいない子世帯のスペースをコンパクトに配置した。そして世帯の間に挟まれた2階に何も機能の無い空間を挿入した。この空間は天井が高いワンルームであり、世帯間の共有空間になり、またバッファー空間にもなり世帯間の距離感を調整している。1,3階はそれぞれの世帯の日常空間として機能しているが、2階は何も機能をもたせないことで、非日常空間におきかわるこの白いキャンバスのような空間が、2家族によってどのように色付けをされていくのか、今後が楽しみな家である。