市川のコートハウス
  • 所在地:関東(東京外)
  • 延床面積:180.63
  • 住宅
  • 2011年

中庭をアクティビティの中心としたプライバシーの高い住宅

閑静な住宅街に建つ家族4人のための住宅である。
まだお子様が小さいことから、中庭で安心して遊ぶことが出来るように中庭を取り囲んだコートハウス形式の建物とした。
外観はプライバシーとセキュリティを確保するために最小限の開口部としているが、主採光面を中庭側とし、また、坪庭を設け明るく風の抜ける空間としている。
1階にはパブリック空間を2階には寝室などのプライベート空間を配置することで、階によって明快にゾーニングした。
1階の各諸室からは中庭を介して家族がお互いに見る、見られるの関係がつくられている。
設計当初外周壁は2階を覆うように高いものであったが、周辺への圧迫感や中庭への採光や通風を検討し今の高さとなった。
中庭を中心とした家族のコミュニケーションがうまれることを期待している。